会員のメリット MEMBER'S MERIT
入会案内
一般社団法人神奈川県高圧ガス保安協会は、高圧ガスによる災害防止を目的に、高圧ガスに係る調査・研究、保安教育、検査・指導およびコンサルテイングのほか各種の事業を行い、関連事業所の自主保安の推進を図る団体です。
1939年(昭和14年)5月の母体団体の発足以来、高圧ガス保安を目指し常に先駆的事業展開を図り、1971年(昭和46年)5月に「社団法人神奈川県高圧ガス協会」として組織を刷新強化し、更に平成24年4月には法の規定に従って一般社団法人神奈川県高圧ガス保安協会に移行し、現在に至っております。
1997年(平成9年)年4月1日には「高圧ガス保安法」(旧称:高圧ガス取締法)が改正施行され、各事業所は自主保安体制の確立、強化がより一層求められるようになりました。
高圧ガス関連事業所が一致協力して自主保安の推進と公共の安全を確保するため、ぜひとも当協会にご入会いただくようお願い申し上げます。
会員の特典
当協会では、高圧ガスに係る自主保安の推進のため、会員の皆様に対し保安技術の向上、資格取得の推進、運転施設の検査等の技術的支援を行っています。
1.保安教育講座に参加できます。
高圧ガス保安法第27条により、冷凍事業所を含め、第一種製造者、第二種製造者等は、従業者に対し保安教育を行う法的義務があります。
当協会の各種講習会に参加することで、保安教育の実施とみなされます。
2.国家試験の準備のお手伝いをします。
国家試験(乙種・両種高圧ガス製造保安責任者、第二種・第三種冷凍機械責任者)を受験する方向けに、法令試験の直前講習会を開催しており、大変好評です。
3.保安管理をサポートします。
高圧ガス保安法により、第一種製造者は保安検査の受検が義務付けられています。保安検査の未実施は重大な法違反です。
特に冷凍事業所やCE設備の保安検査は3年に1回のため、うっかり忘れがちですので、当協会から受検時期をお知らせするなど保安管理をしっかりサポートします。
指定保安検査機関である当協会に保安検査を依頼することも可能です(行政機関による検査より割安です)。
4.施設検査を無料で受けられます。第二種冷凍事業所、第二種CE設備
保安管理の方法などについて、経験豊富な検査員が伺い、施設を安全に管理する方法等をアドバイスします。(第一種冷凍事業所の施設検査費は保安検査料の半額)
5.冷凍保安技術講習会(年2回)に無料で参加できます。
行政機関からの高圧ガス保安法令等に関する最新情報、専門家による技術講演など、冷凍・空調設備の運転・保守を担当されている方に役立つ講習会です。
6.研修見学会に参加できます。
通常ではなかなか見ることができない他企業の冷凍設備の管理状況・安全活動などを知る見学会に参加でき、現場で保安管理のノウハウを学ぶことができます。
7.会報等により随時保安情報を提供します。
協会事業の紹介、各種講習会の案内、保安技術講座など、会員の皆様に役立つ情報を掲載した「会報」を年4回お届けします。また、メール等で保安情報を随時提供します。
8.フロン排出抑制法、労働安全衛生法など関係法令にもワンストップで対応します。
地球温暖化防止のため、「フロン排出抑制法」では、業務用エアコン等のすべての冷凍空調機器に3ヶ月ごとの簡易点検を、一定規模以上(高圧ガス保安法の届出対象外となる機器も含む。)の機器には1年又は3年ごとの「有資格者」による定期点検を義務付けています。
協会では、有資格者となるための「第二種冷媒フロン類取扱技術者講習会」を開催するとともに、「有資格者」が現場対応をサポートします。
また、「労働安全衛生規則」の改正により、2024年4月からリスクアセスメント対象となる化学物質(R-22、アンモニアなど多数)を製造し、又は取り扱う事業場については、業界・業種・規模を問わず「化学物質管理者」の選任が義務づけられました。
当協会の「化学物質管理者講習」を受講することにより、「化学物質管理者」の要件を満たすことができます。
9.現場でがんばる人や事業所の皆様を表彰します。
県知事表彰、当協会の会長表彰などに積極的に推薦し、現場で地道に活躍している担当者および事業所にスポットを当て応援します。
10.関係書籍を会員特価で購入できます。
当協会発行の書籍を会員価格で購入できます。
そのほか、高圧ガス関係法令集、国家試験問題集、技術基準など、関係書籍も頒布(定価販売)しています。
会費
- 協会定款第7条の規定により会費を次のとおり定めています。
- ご入会は原則として、事業所単位です。年度途中のご入会は月割会費とさせていただきます。
対象級別
会費は1級会費と2級会費に分け、その級別の対象にしています(表-1参照)。
対象級別(表-1)
| 級別 | 対象 |
|---|---|
| 1級会費 |
|
| 2級会費 |
|
- 会費の級別が1級及び2級のいずれにも該当する会員は1級とします。
- 高圧ガス設備のパイロット・テストプラント及びCE設備等を所有し製造を行う研究所は1級会員となります。
能力区別
1級及び2級いずれの会費も高圧ガスの処理能力、冷凍能力により表-2のように能力で区分しています。
能力区別(表-2)
| 号 | 高圧ガス処理能力(㎥/日) | 冷凍能力(トン/日) | |
|---|---|---|---|
| 1 | 1000万以上 | 3000以上 | |
| 2 | 100万以上 1000万未満 | 1000以上 3000未満 | |
| 3 | 25万以上 100万未満 | 300以上 1000未満 | |
| 4 | A | 1万以上 25万未満 | 150以上 300未満 |
| B | 1000以上 1万未満 | 50以上 150未満 | |
| C | 100以上 1000未満 | - | |
| 5 | 30以上 100未満 | 20以上 50未満 | |
| 6 | 30未満 | 20未満 | |
| 7 | - | 高圧ガス設備届出外の冷凍設備所有事業所 | |
- 高圧ガス処理能力及び冷凍能力の算定基礎は、高圧ガス保安法に規定する。
- 事業所の高圧ガス処理能力及び冷凍能力は、高圧ガス保安法の許可又は届出の対象となる高圧ガス設備及び冷凍設備の能力を各々合算します。その他設備は含めません。
会費
会費は次のとおりです。
会費(表-3)
1級会費(円)
| 号 | 月額 | 年額 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 13,200 | 158,400 | |
| 2 | 11,000 | 132,000 | |
| 3 | 8,800 | 105,600 | |
| 4 | A | 7,500 | 90,000 |
| B | 6,500 | 78,000 | |
| C | 6,100 | 73,200 | |
| 5 | 5,200 | 62,400 | |
| 6 | 4,400 | 52,800 | |
| 7 | - | - | |
2級会費(円)
| 号 | 月額 | 年額 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 7,700 | 92,400 | |
| 2 | 5,500 | 66,000 | |
| 3 | 4,400 | 52,800 | |
| 4 | A | 3,300 | 39,600 |
| B | 3,000 | 36,000 | |
| C | - | - | |
| 5 | 2,400 | 28,800 | |
| 6 | 2,000 | 24,000 | |
| 7 | 550 | 6,600 | |
- 1級対象(倉庫業など)で、冷凍能力が4号の場合は、1級3号Cとなります。
- 表-2の区分に該当しない、1級対象事業所(高圧ガス設備の製造業者、販売業者等)は1級4号A、2級対象事業所(その他の高圧ガス関連業者)は2級4号Aとなります。
- 許可・届出対象とならない冷凍設備のみを所有し、高圧ガス設備の取扱いが規制緩和された事業所については、その他会員(7)として年間会費6,600円(550円/月)で冷凍設備の点検指導、講習会、セミナー等の参加資格や受講料の割引、協会からの情報提供を受けることができます。
- 高圧ガス設備の処理能力と冷凍能力の設備を所有している場合は、それぞれ対応する会費高い方を徴収します。
- 許可・届出対象となる設備を所有しない警察・消防機関及び海上保安庁等の事業所については「特別会員」なることができます(要申込)。会費は不要です。高圧ガス等に関する情報提供を受けることができます。ただし、講習、セミナー等の受講は非会員の料金となります。
納入方法
- 会費の納入は、毎年5月末までに1箇年分を前納していただきます。なお、期中退会の場合は、残り月分の会費の払い戻しはいたしません。
- 中途入会の場合は、月割で会費を前納していただきます。
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